【初心者向け】デザインの上達に「手描きラフ」の練習をオススメする3つの理由。

DESIGN

こんにちは!デザイナーのmico(@micos_design)です。
今回はデザインをし始めた時にぶつかりがちなこの問題について。

ハチ
ハチ

チラシを作ってみたんだけどコレジャナイ感がすごい!脳内ではいい感じだったのになあ…。

mico
mico

頭の中身をうまく形にできない問題ですね。ところでハチくんは「手描き」でラフを書いていますか?

ハチ
ハチ

えっ!イマドキ手描き??

頭の中では「絶対イケてるデザインになる!」と思ったのに、いざIllustratorなどで作り始めるともっさりしてまとまらない…という経験はありませんか?今回は、デザインの上達を目指す人に手描きのラフをオススメしたい理由3つと、気をつけたいポイントについてお話ししてみようと思います。

mico
mico

独学でグラフィックデザイナーになったわたしが、実際の現場で使ってきたテクニックをご紹介します!

この記事はこんな人におすすめ
  • 脳内の完成予想図を実際にカタチにするのが苦手
  • 情報が入りきらなかったり、逆にスペースが余ってしまうことがある
  • ある程度作り込んでから、情報が漏れていることに気づいてやり直すことがある
スポンサーリンク

オススメする理由1:仕上がりのサイズ感が身に付く!

仕上がりのサイズ感がないと何が起こる?

チラシを作ってみたけど紙面がいっぱいで情報が入らないという状態。これは例えるなら、A4の印刷データをなんとかB5の紙に印刷しようとしているような状態です。

あなたは脳内で、正確にA4比率の四角を思い浮かべることができますか?

仕上がりのサイズ感が身についていないのにいきなりIllustratorで作業してしまうと、予想外にはみ出してしまったり、メリハリがなくのっぺりした仕上がりになってしまいがちです。

サイズ感を身につけるラフの描き方

mico
mico

そこで、実際にわたしが行った練習方法はコチラ!
慣れてきたら徐々にステップアップしていきました

  • STEP1
    仕上がりサイズと同じ紙に描く

    A4のチラシを作るときは、A4サイズの紙にラフを描く

  • STEP2
    仕上がりサイズの半分以下の紙に描く

    A4のチラシを作るときは、半分のA5サイズや、さらに半分のA6サイズの紙にラフを描く

  • STEP3
    ノートなどにフリーハンドでラフを描く

    何もないところに、仕上がりサイズと同じ比率のサムネイルを描けるようになる

ポイントは、慣れないうちからいきなりフリーハンドで描かないこと!

仕上がのサイズ感が掴めないうちにフリーハンドで描き始めてしまうと、用紙の比率が狂っていることに気がつかないまま作業することになってしまい意味がありません。

最初はめんどくさいですが、ササッと格好よくラフを描くのが目的ではないので、ラフをパソコンで起こした時のギャップを最小限にするための練習だと割り切って取り組むといいです。

mico
mico

最終的には、ノートにさっとサムネイルを書くだけで、レイアウトが整理できるようになりました。

効果的な練習方法

他人が作ったデザインをラフで模写する方法がオススメです。素敵だな〜!と思った印刷物を横目に見ながら、手描きのラフに書き起こしてみましょう。

「これくらいの大きさで書くとタイトルにインパクトが出るんだな」
「住所とか電話番号って結構小さい文字でも読めるんだな」
「これくらいのジャンプ率があるとカッコいいんだな」

どうして自分はこれをカッコいいと感じたんだろう?という気持ちと向き合って、よく観察すると様々な発見があります。自分自身の好みも見えてくるので勉強になりますよ。

mico
mico

こういう人をターゲットにしているからこのデザインに落ち着いたんだろうな〜と、逆算して推理するのは結構おもしろいです。

オススメする理由2:原稿を抽象化するチカラがつく

ラフを描くときは文字を記号に置き換えますよね。
しかしこの置き換えが正確でないと「ラフには適当に“Z”と書いておいたけど、入力してみたら全然文字が入らない!」といったトラブルが起こってしまいます。

逆に言うと、文字を記号に正確に置き換える能力が身についていると、実際の仕上がりに近いラフを素早く描けるようになるというわけです。

正確なプロトタイプを早く作ることができれば、原稿が多すぎる/少なすぎるといった問題にも早く気がつけますよね。

ハチ
ハチ

それって何かいいことあるの?
多過ぎるなら減らせばいいし、少なすぎるなら増やせばいいじゃん

mico
mico

ポートフォリオに入れる架空の案件ならそれでもいいんですけどね。でも…クライアントを相手にしてこんなこと言えますか?

  • とりあえずレイアウトし始めたけどなんか寂しいな〜
  • あ!ここにちょっとインタビューを載せられるといい感じじゃない?
  • よ〜しお客さんに連絡して原稿を作ってもらおっと!
ハチ
ハチ

ひえ〜〜〜!身勝手〜〜〜〜〜!
確かにこれはまずいね

手描きラフで過不足がないか確認しよう

わたしの場合、すべての原稿がそろったらまずは手描きのラフを描くようにしています。手を動かすうちに原稿が多すぎる/少なすぎることに気付くことができるので、早めにクライアントさんに相談してトラブルを予防できるよう気をつけています。

不思議なことに、この原稿の感覚が磨かれていくと打ち合わせの時点で違和感に気がつけるようになりました。クライアントとの打ち合わせの場でさっとラフを描き、「こんなイメージになるのでもっと減らした方がいいですね」などの意見をその場で提案できるようになりました。

原稿の過不足が早い段階でわかるというのは、のちのちひっくり返って自分が困らずに済むのはもちろん、クライアントにとっても親切ですよね。

オススメする理由3:見落としやミスが減る!

仕上がりのサイズ感を掴めるようになると、あとでやり直す時間が短縮されて校正確認に時間が割けるようになりました。

原稿の過不足に早く気がつけるようになると「やべっ、こういう情報も貰わないといけなかった」と後からクライアントへ連絡するような事態を防ぐことができました。

結果的に、手描きのラフを描くことで見落としやミスを減らすことができました。

ミスをリカバリーする時間ほど無駄なものはありませんよね?空いた時間でミスがないかしっかりと校正をしたり、細かい部分のクオリティを上げてデザインの質を高めることができれば、顧客満足度の向上にも繋がるのではないでしょうか。

おわりに

デザインのラフを手書きすることのメリットを感じていただけましたでしょうか?イマドキ手描き?と思われたかもしれませんが、特に印刷物の最終形態は実物の紙です。

パソコンの画面で見たときと実際のギャップを埋めるためには、仕上がりの形をいかに正確に想像できるかにかかっています。

その感覚の差を埋めるのに、手描きのラフはうってつけの方法です。最初は面倒に思われるかもしれませんが、きっと成長の手助けをしてくれると思いますので、ぜひ試してみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました